この記事の対象読者
- ブログ記事を検索上位に表示させたい人
- SEO キーワードの選び方が分からない人
- 検索流入を増やしたい個人ブロガー・サイト運営者
キーワードリサーチとは
キーワードリサーチとは、ユーザーが検索エンジンに入力する 検索語句(キーワード)を調査・分析 し、どのキーワードを狙って記事を書くかを決めるプロセスです。
SEO の基本であり、このステップを省略すると「誰にも読まれない記事」を量産してしまうリスクがあります。
- ユーザーが実際に検索しているキーワードを把握する
- 競合が少なく、上位表示を狙えるキーワードを見つける
- 検索意図を理解し、ユーザーが求める記事を書く
キーワードの種類
キーワードは検索ボリューム(月間検索回数)によって3種類に分けられます。
| 種類 | 月間検索数 | 特徴 | 例 |
|---|---|---|---|
| ビッグキーワード | 10,000回以上 | 競合が非常に強い、上位表示が困難 | 「Python」「JavaScript」 |
| ミドルキーワード | 1,000〜10,000回 | 競合は中程度、狙い目 | 「Python 入門」「Django デプロイ」 |
| ロングテールキーワード | 1,000回未満 | 競合が少ない、成約率が高い | 「Django PostgreSQL Docker デプロイ」 |
個人ブログでは ロングテールキーワード を狙うのが鉄則です。ビッグキーワードは企業サイトや大手メディアが独占しているため、個人が上位表示するのは非常に困難です。3語以上の複合キーワードで、特定のニーズに応える記事を書きましょう。
無料で使えるリサーチツール
| ツール | 用途 | 特徴 |
|---|---|---|
| Google Search Console | 自サイトの検索クエリ分析 | 実際にどんなキーワードで流入しているか確認できる |
| Google キーワードプランナー | 検索ボリュームの調査 | キーワードの月間検索回数を確認(Google 広告アカウント必要) |
| Google サジェスト | 関連キーワードの発見 | 検索窓に入力すると表示される候補キーワード |
| ラッコキーワード | 関連キーワードの一括取得 | サジェストキーワードを一覧で取得できる |
| Google 検索結果 | 競合分析 | 「他の人はこちらも検索」で関連ニーズを把握 |
キーワード選定の手順
Step 1: メインキーワードを決める
記事のテーマとなるメインキーワードを1つ決めます。自分のブログのジャンルに関連するキーワードを選びましょう。
例: 技術ブログの場合
- 「Django デプロイ」
- 「Docker 入門」
- 「SSH セキュリティ」
Step 2: 関連キーワードを調査する
メインキーワードを ラッコキーワード や Google サジェスト に入力し、関連キーワードを収集します。
例: 「Django デプロイ」の関連キーワード
- Django デプロイ VPS
- Django デプロイ Docker
- Django デプロイ nginx
- Django 本番環境 構築
Step 3: 検索意図を分析する
キーワードで実際に Google 検索し、上位に表示されるページを確認します。ユーザーが何を求めて検索しているか(検索意図)を理解しましょう。
| 検索意図の種類 | 説明 | 例 |
|---|---|---|
| 情報収集型 | 知識や情報を得たい | 「Django とは」「SSH 設定方法」 |
| 問題解決型 | 具体的な問題を解決したい | 「Django エラー 解決」「SSH 接続できない」 |
| 比較検討型 | 選択肢を比較したい | 「Django vs Rails」「VPS 比較」 |
Step 4: 競合の強さを確認する
選んだキーワードで検索し、上位10件を確認します。
- 上位が企業サイトや大手メディアばかり → 避ける
- 上位に個人ブログが含まれる → 狙い目
- 上位の記事の内容が薄い → より良い記事で勝てる可能性あり
Step 5: キーワードを決定して記事を書く
以上の分析を元に、検索ボリュームがあり、かつ競合が弱いキーワード を選んで記事を書きます。
1つの記事で狙うキーワードは 1つ に絞りましょう。複数のキーワードを1記事に詰め込むと、どのキーワードでも上位表示されにくくなります。
キーワードの配置場所
選んだキーワードを記事内の適切な場所に自然に配置します。
| 配置場所 | 重要度 | ポイント |
|---|---|---|
| タイトル(title タグ) | 最重要 | キーワードをできるだけ先頭に配置 |
| meta description | 高 | 検索結果の説明文に表示される |
| h2 見出し | 高 | 少なくとも1つの h2 にキーワードを含める |
| 記事の冒頭(最初の100文字) | 高 | 記事の最初にキーワードを含める |
| 本文 | 中 | 自然な形で数回使用する |
| URL(slug) | 中 | 英語のキーワードをスラッグに含める |
| alt 属性(画像) | 低 | 画像がある場合は alt にキーワードを含める |
キーワードを不自然に何度も繰り返す「キーワードスタッフィング」は、Google のペナルティ対象です。あくまで 読者にとって自然な文章 になるように配置しましょう。
避けるべきNG行為
| NG行為 | 理由 |
|---|---|
| キーワードを決めずに記事を書く | 検索流入が見込めず、読まれない記事になる |
| ビッグキーワードだけを狙う | 競合が強すぎて上位表示は困難 |
| キーワードの詰め込み | Google のペナルティ対象になる |
| 検索意図を無視する | ユーザーの求める情報と記事の内容がズレる |
| 競合分析をしない | 勝ち目のないキーワードで時間を浪費する |
キーワードリサーチは記事を書く前の最も重要なステップです。ロングテールキーワードを狙い、検索意図に合った記事を書くことで、個人ブログでも検索上位を獲得できます。Google Search Console でデータが溜まってきたら、実際の検索クエリを分析してさらに精度を上げましょう。