型について

PHPでの型について説明していきます。

型とは、文字、整数、小数などを区別するために使用されます。

例えば1と1.0と"1"は別の型となります。

1は整数の型、1.0は小数の型、"1"は文字列の型となります。

PHPでは本来数値と文字列は計算できないはずですが計算時に文字列の型は数値の型に変換され計算されるようになっています。

null


null型は変数の中身が消去されたりして中身がないときの型です。


int


int型は1,2,3...などの整数の値の型となります。

また、下で出てくるbool型をint型に変換するとfalseは0,trueは1となります。


float型


float型は小数を使用するときの型となります。


string


string型は文字列を使用するときの型となります。

"1"は数値ではなく文字としての1として認識されます。


bool型


bool型はif文などで判断するときに使用される型となります。

if()の場合()の中の式が正しければtrueに、間違っていればfalseに置き換えて処理されます。

例)if(1==1)の場合は正しいのでif(true)となります。

また、null、""、0、array()など中身がないもの、0はfalseとして処理されます。

中身があれば文字列、マイナスの数値などもtrueとして処理されます。


array型


配列を使用するときの型となります。


callable型
callable型は関数を使用するときの型となります。


オブジェクト型


オブジェクト型はクラスを使用するときに使用される型となります。


リソース型


リソース型は外部ファイルを開いた時に使用される型となります。


mixed型


上記の全ての型を含む型です。


void型


戻り値のない関数を使用するときの型です。


Iterable


foreachで使用可能である関数などを使用するときの型です。